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『KEIオススメ映画』1990′s画像(その3.) 最終章

November 4, 2013

KEIです。

『1990'sのオススメ映画』の続きです。

(詳しくはコチラにまとまってます↓)

http://www.ooo-yy.com/blog?ym=201111

 7. 『キカ』(1993年) ペドロ・アルモドバル監督 スペイン  ☆♥

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とても賑やかで華やかなお洒落映画!!

当時劇場で衝撃を受けました。

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衣装はジャン・ポール・ゴルチェ

しかし、すごい衣装...

ゴルチェさん、映画フィフス・エレメントとかも担当されてるんですが

いつもインパクトが絶大です。

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ロッシ・デ・パルマ様!!

緊縛されておりますがファンシーですね。

このシーンのあたりとかかなり笑えます。

チェック柄はベットシーツや洋服だけでなくテーブルクロスとかもON+ON+ON

のループで楽しくて仕方ないです。

 

可愛いだけでなくどこかフェティッシュなコーディネートをするところがツボです。

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右の2枚の写真の洋服とヘアーかわいいですよね〜

左は、、ノーコメントさせていただきますww

それにしてもアルモドバル監督のテイストごちゃ混ぜのおもちゃ箱をひっくり返した色彩感覚には脱帽◎

 8. 『ブルー』(1993年) デレク・ジャーマン監督 イギリス ★

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終始青い色彩がスクリーンに投影されてます。

単一な色によるとても強烈な感情表現。

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デレク・ジャーマン監督はこの映画の製作時にはエイズの末期状態でほぼ盲目でもありました...

ジャーマン自身とエイズで命を落とした全ての友人へのメッセージ。。

崇高な青の世界

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こんなところでみなさんと観たいですね〜

この画像を見て直島は地中美術館のジェームス・タレルの作品を思い出しました。

無理だろうけどあそこで映画BLUEを観れるといいのになあ(願望)

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もしかしたら眠くなっちゃうかもしれませんが少し観るだけでも

神秘世界に吸い込まれるような体験!?

ができるのでみなさま是非っ!

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デレク・ジャーマン監督自身とてもお洒落です。

重ね着のプロ!!

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このヘアー、メンズは真似できますね。

前髪upのスタイリングがベースなのに

おでこに一番近い部分だけおりてるのがポイント。

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つなぎ(オールインワン)の着こなしがホントにかっこいいんですよ。

洋服全般の素材選びに常に味があり、とてもコダワリを感じます。

魅惑的な大人。。

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若い時なのにもかかわらずすでにオーラあります。

知的で上品なサン・ラとでもいいますでしょうか...

映画と関係ないですが

デレク・ジャーマン監督の写真集"ガーデン"

とてもオススメですよ。

(確かだいぶ前にブログで書きました。あとnicoさんが前回のブログでちらっとパリのモネのところで書かれてました)

 9. 『オリーブの林をぬけて』(1994年) アッバズ・キアロスタミ監督 イラン ★♥

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とても好きなホンワカ映画♡

オリーブの林っていいですね。しかもイラン...この撮影現場にいってみたいものです。

ひたむきなラブ・ストーリーで心が安らぎます。

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 かわいいお家ですね〜植木鉢が何とも言えません◎

全体の色が柔らかくて優しい...

お花の色がアクセントとして効いてます。

土色(壁と景色)×水色(バルコニー)×赤やピンクや緑(花や葉)

二人の役者を引き立てる

絶妙な演出をし、そして最高の構図で撮られてます↑

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かわいい!!

アウターの丈の長さに対し、パーカーのようなターバンの巻き(テルテル坊主のような)を敢えてするハズしの効かせ方。イケてるコーデですね〜

これはブランド、エメラルド・サーティーンでもつくってほしい...

この映画はアッバズ・キアロスタミ監督の「友だちのうちはどこ?」「そして人生はつづく」の続編で実際に撮影中に生じた出来事を元にしています。

要するに1作目を撮っているところを撮ってるのが2作目で、さらにそれを撮ってるのが3作目という特殊な構成になっております。名3部作!!!

ジャームッシュや山本政志監督のように各地でのシーンを同じ時間で進行し1つの話にまとめ映画にしているのはありますが、この映画のようにリアルな過去と現在の重なりの時間軸を描写するのはなかなか貴重ではないかと思います。

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ラストシーンのロングショットは20年近く経った今でも脳内に録画保存されており

いつでもホンワカ再生できます。

それぐらい好きなラストシーン。

どんなシーンなのかは言いません。

疲れてる時でも大丈夫な映画です。

ぜひ観て下さいませ〜〜

10.『オール・アバウト・マイ・マザー』(1999年) ペドロ・アルモドバル監督 スペイン ★☆

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いいですね〜このイラストのパッケージ!

素敵なイラストです。

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motherです。
ブロンドのウェーブヘアーでリップを塗る姿、
粋ですね〜
いい意味での熟女っぷり!
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イケメンの息子と、、
この傘はレナウンに特注ですかね?w
アルモドバル映画らしくて好きですが...
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我らがペネロペも修道女役で出ています。
アルモドバル監督による女性への讃歌
それにしても登場人物のキャラ濃すぎ...
子供や出産への考え方、女性やゲイの生き方、、など
賛否両論は生むかもしれませんがとても映画の世界に入りやすいいい作品だと思います。
all-about-mother監督!
アルモドバル映画という娯楽の贅沢品
を何本も僕に与えてくれて、、
ありがとうございます!!!!!!!
みなさま

2011年11月からブログに書き始めた

僕のオススメ映画(1950年代から1990年代までの年代別)の連載!?

も、今回で最後となります!!

2年かかっちゃいました××

が、、

お客様はじめ、たくさんの皆様にご覧いただいて、

サロン来店時に感想もいただいたりし、、

嬉しいことも多々ありました。

最初は大変で画像を集めるのも文章を書くのも一苦労してまして

"好きだけど少し時間がかかり面倒なこと"

が、書いてるうちに楽しくなってきて

"やりがいのあるもの"

へとしっかり変貌を遂げました。

継続は力なり!

それなりに好評だったみたいなので少し寂しい気もします。

合計47本終了!!!!!!

お付き合いいただきありがとうございました!!

また、たまに映画のこと書こうと思います〜〜〜

 

『KEIオススメ映画』1990′s画像(その2.)

October 18, 2013

今年は夏休みらしからぬ動きをしてたKEIです。

詳しくは僕のSNSをご覧くださいませ。

Twitter / Facebook / Instagram

(自分が出演するDJやLIVEのパーティー告知も多く載ってマスが...)

あと最近SoundCloudにてDJの音源もダウンロードできるようにしたので是非っ!

落とせばiPodに入れれますよ〜100ダウンロードまでなので早い者勝ちです。

さて、本題に入ります。

『1990'sのオススメ映画』の続きです。

(詳しくはコチラにまとまってます↓)

http://www.ooo-yy.com/blog?ym=201111

では、画像あげていきますね。

4. 『つめたく冷えた月』(1991年) パトリック・ブシテー監督 フランス ★

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94年3月に他界した大好きなビート作家チャールズ・ブコウスキーの短編小説『人魚との交尾』(新潮社『町でいちばんの美女』←この短編集おすすめデス に所収)を元にパトリック・ブシテーが90年に映画化した短編(長編と同題)があの『グラン・ブルーの監督、リュック・ベッソンの目に止まり、長編に再映画化されたものです。

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とても好きな映画なので当時に映画館で観た大学生の僕はこのポスターは大のお気に入りで部屋に貼ってました。

美容師の仕事をはじめる少し前だったかと思います。

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写真左が監督&俳優のパトリック・ブシテー

ジミ・ヘンドリックスの大ファン(僕も!)らしく音楽もジミ・ヘンのギターがいい感じに映像にハマってます。

"最終的には死◯する"

(ここは敢えて書かないので観てのお楽しみということで...)

どうしようもない中年男の話ですが...いい意味での変態なロマンチズムが最高です◎

マイナーだとは思いますがDVD化されてるので是非っ!

 5. 『裸のランチ』(1991年) デヴィッド・クローネンバーグ監督 イギリス・カナダ ★

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顔がタイプライター。。

このパッケージ、シュールです。

原作はまたしてもビート文学から!

ウィリアム・バロウズ教授!

有名な書物に麻薬書簡(アレン・ギンズバーグとの共著)とかがあげられます。

小説家志望の主人公はタイプライターに向かってはいるんですが...

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ストーリーは妄想的で分裂しています。

演技も不気味ですが、問題作として外せないのであげました。

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ほら、、すごいことになっています。。。

相当気持ち悪いので無理な方は観るのやめて下さい。。

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けど、フリージャズのartistオーネット・コールマンのサントラ素敵ですよ!

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(関係ないですが僕はコールマンのなかでこのアルバムが一番好きです。)

happyなお祭りfree jazzでテンションup↑

ORNETTE COLEMAN / DANCING IN YOUR HEAD

(Horizon/A&M'76)

 6. 『サム・サフィー』(1992年) ヴィルジニ・テヴネ監督 フランス ☆

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大好きな映画!!!

イケてます。お洒落です。

80'sに『ガーターベルトの夜』と前にブログにも書いた『エリザとエリック』の女性監督です。この監督のは全部オススメです!!!

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最初のシーン、ストリッパーのエヴァ(オーレ・アッティカ)がキャバレー小屋で踊ってるところから始まります。

赤×金髪の艶かしい印象は今でも鮮明に覚えてます。

20そこそこの大学生の時リアルタイムで観ました。

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上の画像ととても同一人物に見えませんが、

オーレ・アッティカ(右)はベアトリス・ダルを柔らかくしたような容姿でどことなくエキゾティックです。

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撮影は「ベティ・ブルー」のジャン・フランソワ・ロバンなので撮り方が似ているのかもしれません。※右の人にも注目!!

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出ました〜ペドロ・アルモドバル映画に脇役でよく出てきているスペインの女優ロッシ・デ・パルマ!!(この回の映画ブログで書いてます→コチラ)

ぶっ飛んでますね〜〜◎

ファッション真似できません...(女子はいける人いるかも。。)

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オーレ・アッティカとロッシ・デ・パルマ

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この景色と構図サイコーですね!

自然と人類の対話!?w

この紫と赤の配色コーデにブラトップ?の鮮やかな合わせの派手さ加減に感無量...

俳優さんの左もみあげ部分の地面と平行一直線テクノカットに脱帽...

相当お洒落でイケてるメンズヘアー。

僕禿げたらやろうかな(トップに毛がないと耳前に毛がなくても面長に見えない可能性もあるのでw)

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ドキッとする金(ヘアー)×赤(リップ含む)×黒の配色(右)

ゴルゴサーティーン風フレアなもみあげ×定番の水色ダメージデニム×黒の革ジャン×カットソーをIN(左)

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もう一度ロッシ・デ・パルマ(右)

黒髪バングのポニーテール風×このファッション、似合うな〜〜〜

こんな風にファッション、景色、家と、、見所満載な映画ですyo!!!

ヴィルジニ・テヴネ監督の映画は僕のなかで、

ペドロ・アルモドバル監督とジャン・ジャック・ベネックス監督

のソレの中間に位置するのですが、

なんでこんなにも刺激的で楽しい映画なんでしょうか??

それは

とにかく、、

↓ヴィルジニ・テヴネ監督自身がお洒落だから↓

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アート系貴族ファッション!!!

監督!!!

モードでモダンでカッコイイです!!!

とても撮影中の仕事着に見えません。。。

”中身があるからこそ素敵なオーラが出る”

とつくづく思います。。

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サム★サフィ必見!!!!!!!

(一人で盛り上がりすぎてお腹いっぱいになったので続きはまた次回に...)

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