OOO YY

Reservation

仕事復帰

February 15, 2021

最近、InstagramのDMに

・仕事復帰をしたいのですが以前の様に働けるか
不安です。

・子育てと自分の事との両立をどうして

いけばよいのかわからないです。

という様な内容のご相談が何件か私に寄せられました。

その方達が、どのような思考をお持ちか

現状どのような精神状態なのかまでは存じ上げないので

適切なアドバイスができるかはわかりませんが

私の体験談が少しでもお役に立てればと思い

blogを通してシェアさせていただければなとおもいます。


長文失礼します。

仕事から離れていた理由には

色々事情があるとおもいます。

・産休

・病気や事故

・介護

等、他にもあるかもしれませんね

私の場合は産前産後で仕事を休みました。

39歳 第一子

産休 2014/08/01〜

出産 2014/09/18

仕事復帰2015/01/05

43歳 第二子

産休 2018/07/01〜

出産 2018/08/08

仕事復帰2019/12/1

妊娠中、ツワリが全く無かった私

とんでもなくしんどい経験をなさった方には

本当に怒られそうですが

一度くらいウッ気持ち悪いというのを

経験して見たかった。

産休に入る前まで体調も良かったので

サロンワーク、ヘアメイクも楽しみながら仕事をしていました。

タイミングでパリコレ時期にもかぶっていたので

第一子、第二子とも出張でヘアーの仕事をしていました。

フーフーしながらやってましたけど

(医師と相談しております)

出産も安産だった為

1人目出産の最中

「あー、私もう1人産みたいのでよろしく」と

主人に伝え、第一子を無事産み落としました。

母子とも、健康だったのもあり

仕事復帰も割と早めでした。

余談ですが2度の出産で胎盤も味付けを変えて

美味しくいただきました。興味がある方は直接お話ししますね笑

とまあ、わりと順調だったのですが

実は妊娠した時期くらいから

少し不安な事が、、

電車、バス、に乗ると

ドアが閉まる直前で感じたことのない

息苦しさに襲われる様になって乗車が

困難になりました。

乗っては降りるの繰り返し。泣

タクシーは行けると思ったのですが

タクシーも無理でやっぱり途中で降りる。

スーパーが、大好きだった私。

近くのよく利用するスーパーも駄目になりました。

店内放送の声がまるで宇宙人のような声に聞こえてきて

購入しようとしていた物が探せず

呼吸が浅くなり、腹痛、嘔吐がやってきて

子供を抱っこしたままスーパーの階段で

うずくまって泣いていました。

スーパーの方が、心配して私の手をつないで

家まで送りとどけてくださいました。

年齢はおそらく私の母親くらいの方で特には何もきかず歩きながら

「あなたえらいわね。よくやってるわよー。」

と声をかけてもらったのを覚えています。

今まで当たり前の様に出来ていたことができない恐怖感。

もうすぐ仕事復帰するのにこんな状態で

大丈夫なのか?自信がない。情け無い。恥ずかしい。と

かなりのダメージを受けました。

悩んだ末

やっぱり病院に行った方がいいよなと

思い心療内科を受診。

診断後、パニック症候群と、閉所恐怖症と告げられました。

自分で調べていたのもあり、薄々予感はしていたのですが

まさかのダブルなのーとなりました。

よし、これで治るんだと希望が見え

処方された薬を飲もうとすると

これがどうした事か…どうしても抵抗があって

封を開けられない…

封を開けてもらっても喉が固くとじてしまって

薬が喉を通らない

マ、、マジかーとなりました笑


とにかく毎日薬と向き合って私が出した答えは

こんなに拒否反応があるものを

無理に摂取しなくていいのではないのかと。

結局一度も飲むことなく

捨ててしまいました。先生すいません。

しかしどうしても改善したいので

色々調べて、自分に合ったレメディーをみつけたり

パニックを軽減出来るよう適度な運動や

ヨガの呼吸法を練習したりと

違う角度から試してみるようにしました。

第一子を出産してからこの病気と

共に過ごすことになったので

今一度生活を見直しました。

小さな子供がいるので寝不足になりがち。

冷静な判断ができるように短時間でも

質の良い睡眠をとる為に

就寝前のスマホなども控えました。

公共の乗り物に乗れなくなってしまって

主人にも色々協力してもらって

移動は全て自転車に切り替えました。

悪天候の日も、雪の日も自転車で出勤。

冬の冷える日などは子供が寒くてかわいそうだなと

思う事もありましたが、日本の四季を感じながら

出勤しているんだぞーと切り替えて鼻歌を歌っておりました。

電車に乗れない自分をメソメソ嘆くより

よっぽど快適な道のりでした。

サロンワークは保育園のお迎えがあるので時短。

ヘアメイクのロケバスも駄目だったので

撮影もセーブしたり

現地集合にしてもらったりしてました。

パリに行ってる間は恐怖の地下鉄移動が

メインになるので遅刻しない様に

所要時間20分の場所にも

途中で下車したりするので

2時間前には家を出発していました。

ヘアーの仕事は荷物が多いのですが

どうにか荷物を分散させてパリでも自転車に切り替えたりしました。

今は完治とはいえませんが

だいぶよくなり途中下車をする事も

たまにありますが、利用出来る様になりました。

この様な体験を通した私が思うのは、

ご自身も周りの環境も実は日々変化していると言うことです。

以前のように働けるか不安とありますが

まずは今の自分をしっかり観察して

受け入れてあげてください。

その準備ができたら始めてみてください。

不安要素や、問題がでてきたらその都度

向き合えばいいのです。

ちょっと面倒だし

怖さもあるとおもうのですが解決の糸口も様々。

早期に解決することもあれば

時間がかかることもありますから。

今の私は、凹んだ自分も受け入れられるようになって

こんな自分もなかなか愛おしいじゃないかと

人に言えるようになりました。

ご質問で子育てと自分の事との両立とありましたが

はて?私にとっての自分の事って何だろうと考えてみたら

‘日々の生活をきちんとおくること。

すなわち、美しくいる事’

家族が健康でいられるような食生活。

スタッフが快適に働けるようなコミュニケーションや

環境を整える事。

これらが充実しているとフィードバックして

心地よい時間にかわるんだなとあらためて思いました。

自分の心と身体、関わる方に理解してもらって

うまく相談しながらやっていけると良いですよね!

ご相談のお手伝いができたかはわかりませんが

お付き合いありがとうございました。

nico

Blog

Update: April 21, 2024

BlogZoomphoto by Yuki Ohashi

April 2024 < >

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

Staff

Categories

Archives